既報につづきデータを掘り下げた。市区町村別の男女・年齢(5歳)階級別将来推計人口の美瑛バージョン。ここから見えた変化から仮説を導いて政策を適応させるための議論を深めることができればよいと思う。
2040年の年齢(5歳)階級別将来推計人口(男)↓↓図
2013年推計、2018年推計、2023年推計を並べてみる
2018年推計は、2013年推計に対して人数変化がどうなったか(赤数字は減少)
2023年推計は、2013年推計に対して人数変化がどうなったか(赤数字は減少)
2023年推計で、2018年推計よりよくなったものを緑色のセルで囲った
図はクリックで拡大します
2040年の年齢(5歳)階級別将来推計人口(女)
データの注釈は男子と同じ
図はクリックで拡大します
ふたつのデータから導かれるものは
2013年の推計から2023年推計にかけての全体の増加分(118)のうち、女子の増加(102)が支配的
2018年推計に比べて、0-14歳の年少人口が男女とも2023年推計で悪化した
2018年推計に比べて、15-29歳の男、15-24歳の女が悪化した
まとめ
人口問題は、今回の推計データから一定の仮説を導いて、政策を修正し、毎年の住民登録の変化をみてさらに微修正し、5年後の推計データで検証するといったPDCAを繰り返していいくのが良いと思います。
このようなPDCAサイクルを町民・議会・行政が共有していけば、個別政策における極端な対立を回避することができると思います。
今回はここまでです。これからまちづくりのリーダーを目指す皆さんはどう思われますか?
2024-1-24 Noriaki Gentsu @ NorthQuest
参考資料
今回の記事作成に作成したエクセルを公開しますので独自の分析に活用していただけたらと思います。
国立社会保障・人口問題研究所のエクセルデータ(なおエクセル表↓↓は市町村コード1459で抽出済みの状態)
なお国立社会保障・人口問題研究所のTOPページの、「3. 都道府県・市区町村別の男女・年齢(5歳)階級別将来推計人口」からエクセルデータをダウンロードできます。(2024-1-22
追記)
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