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(No.83) 埋蔵金という名のSTORY|びえい新聞

最終更新: 5月18日


あらすじ

びえい新聞5月2日号の1面の記事~「掘り起こされた町の埋蔵金」の記事にひと言。

ものごとの核心にある事実はひとつ。それを確かめず周辺の事実のみから解釈した見解を記事にして、広めるのは町民のプラスにならないと思う。



この記事(PDF)は、美瑛町議会第2回臨時会で議論した新型コロナウィルス感染症拡大防止対策の財源となった備荒資金(※)が、あたかも隠された謎めいた資金であるかのような論調となっている。これを読んだ多くの町民がその印象を持つ構成をとっている。


ものごとの核心にある事実を確かめず、周辺の事実のみから解釈した見解で構成した結論がそもそも初めから崩れていることをつぎのとおり説明する。




”埋蔵金となっている”


ただし基金とは違い、超過納付金は財政運営計画に計上されているものの、普通納付金は積立額が表に出されることはなく、まさに埋蔵金となっている。(びえい新聞)

  • 下線の記述は、普通納付金は表に出されることはないから埋蔵金だと断定している。

  • しかし、決算書の「財産に関する調書」のなかに納付金の残高と利息の記載がある。

  • よって、びえい新聞が言いたかった存在が隠された性格の資金という結論は初めから崩れている。




”謎は残る”


8億円もの町の財産が動いた理由は現在のところ不明。切り崩された分の減債基金はどのように補填したのかも含め謎は残る。(びえい新聞)


  • 下線の記述は、どのように補填したのか(わからないから)謎だと断定している。

  • しかし、2014年以降の財政運営計画のP6(各基金等残高)に減債基金の残高の記載があり、補填はみとめられない。(決算の歳出科目(負担金)でも確認できる)

  • よって、びえい新聞が言いたかった減債基金の不明瞭な運用といった推論は初めから崩れている。



まとめ

  • まちづくりの情報は、役場が判っても核心部分の意味合いは(議員を含め)町民には難しく、判らないことが多い。(情報格差)

  • これこそがこれからのまちづくりの障害であり、乗り越えるべき課題と考える。

  • そのために、役場と議会は「町民にわかりやすい情報と議論」というミッションを掲げる考え方もあると思う。


Noriaki Gentsu



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